最近不倫関係にある彼氏の態度がよそよそしいと感じていたり、デートにも乗り気じゃない気配だったのなら、もしかして別れようとしてる?そんな不安に駆られてしまうかと思います。
不倫という立場上「距離をおきたい=別れ」に直結するのでは?そう感じてしまうのも無理はありませんが、不倫している既婚男性は、どのような理由から距離をおきたいなんて言い出すのでしょうか。
1・家族にバレそうになったから
不倫恋愛を楽しんでいる男性が一番恐れているのは、家族に不倫関係がバレてしまうことです。
普段から不倫の証拠をひた隠しにし、デート先のレストランやホテルのメンバーズカード、車のシートの位置など細かく注意していても、ほんの少しのミスで妻に疑われていると感じれば、メールでの連絡やデートも控え、距離をおこうと考えてもおかしくはありません。
妻や家族にバレそうになると、突然連絡をよこさなくなりあっさりと不倫相手を捨ててしまう男性も多い中、事前に距離をおきたいと告げてくれる人の方がまだ良心的でもあります。
2・不倫と家庭の板ばさみで心が休まらない
不倫相手との背徳感のあるデートを楽しんだ後、家に帰れば妻とかわいい子供が待っている。
不倫を始めた頃はそんな2重生活を楽しんでいたとしても、関係を続けていくうちに家族に対し「罪悪感」を感じるようになると、距離をおきたいと感じるようにもなります。
不倫相手を愛しく想う気持ちと、家族との穏やかな時間を守りたいと感じるものの、今のままでは心が休まらないし下手をしたら双方を失いかねない。距離をおいて冷静に考えたいと思えばこそ、距離をおきたいと感じているのかもしれません。
3・不倫相手との関係がギクシャクしているから
普通の恋愛や不倫の恋でも、付き合い出した頃が一番熱々な状態ですが、どの恋愛もある程度付き合い続ければマンネリ関係におちいります。
最初はナイショの関係に強い高揚感を感じますし、遊びの関係だと最初はお互いに認識していたのに、彼女の方から「結婚したい」と言われるまで本気になられれば、正直いって腰が引けてしまいます。
好きだけど大変な思いをしてまで離婚をし、新たな家庭を築く覚悟がないなら関係がギクシャクするのも当たり前です。
4・新しく好きな相手ができた
初めて不倫を体験した場合、ドキドキ感の他に大きな罪悪感を抱きますが、一度不倫を楽しいと感じてしまうことで不倫へのハードルは下がりますし、新しく好きな相手ができれば簡単に流されてしまいます。
彼は私の事を今でも好きだし、他の女になんて目移りしない!そう感じていても、一度禁断の味を知ってしまったら、あっさりと他の女の女に乗り換える可能性も考えられます。
普通の恋人同士でも一度浮気を経験した人なら、反省した素振りを見せていてもまた浮気を繰り返す確率はかなり高いですし、不倫経験がある場合も同様です。
不倫関係であっても自分達の恋愛を「純愛」と感じていても、相手の方はそう感じていないことも十分に考慮しておく必要もあります。
5・やっぱり家庭が一番だと気付いてしまった
不倫関係が終わるのは、気持ちが冷めてしまった、もしくは自分の家族が大切だと改めて気付いた場合です。
男性が不倫に走る理由としては、偶然不倫できる状況になった、妻が性行為に応じてくれない等の理由がありますが、一番多い理由である「夫婦関係のマンネリ」を感じ、互いの気持ちが離れていると、外で淋しさを埋めようと不倫に走りたくもなります。
実際に不倫に走り恋愛を楽しんでいたとしても、病気になった時妻が熱心に看病してくれたり、誕生日に心のこもった手紙を子供からもらったりと、家族がいる幸せに改めて気付かされれば、不倫関係を清算させようと距離をおきたいと言い出してきます。
不倫している男の常套句として「君が一番好きだよ」「いつかは一緒になろう」自分から離れていかないよう甘い言葉をかけますが、残念ながら離婚までして不倫相手と結婚する男性はごく少数です。
不倫関係になった時点で家庭が上手くいっていなくても、妻の努力で関係が改善したり子供に家庭の大切さに気付かされれば、やはり彼の心は家族へと戻ってしまうものなのです。
こうなるとなりふり構わず彼氏に詰め寄ったり、彼の妻に無言電話や不倫の証拠を送りつけるような不用意な言動を取ってしまう人もいますが、一番バレたくない相手に不倫をバラすような女性と復縁しようとは考えません。
もし彼が離れていこうとしている事実を肌で感じ取ったとしても、責めるのではなくあっさりと別れておき連絡を取りやすくしておいた方が、別れた後でも復縁はしやすくなりますよ。
あなたへ伝えたいこと
既婚者と恋愛する以上、永遠に今の関係を続けられないことはわかり切っているつもりでも、いざ距離をおきたいと言い出されれば気持ちが揺れるのは無理もありません。
不倫とはいえ恋愛関係なのは確かなので、しっかりと話し合いをしネガティブな感情ばかりを彼氏にぶつけてしまわぬよう、冷静かつポジティブさで乗り切ってくださいね。