もう家に居たくない!そう感じる中・高校生は多いかと思いますが、いざ家出を実行しようと思い立った時、一体何を準備すればいいのか迷ってしまいます。
家出は旅行と違うので、旅行中に持って行く定番の物(ドライヤーやゲームなど)を持って行っても、普段なら必要不可欠な物だったとしても何の役にも立たないばかりか、かえって荷物になる可能性が高くなります。
家出の荷物はなるべく少ない方がベストですが、家出にはどんな物が必要になってくるのでしょうか?
一番の基本はお金
人は生きていく為にもお金が必要なので、家出をする場合真っ先に用意すべきなのは「お金」です。
中・高校生の収入源はお小遣いかアルバイト、お年玉を貯めておいた程度の家出資金しかないかと思いますが、かき集められるだけかき集めてください。
自分の持ち物の中でお金になりそうなものは処分しお金に替える事もできますが、売却するには保護者の同意書が必要になります。
親には欲しい物を買うからと誤魔化し、売れる物は売り払いなるべくお金に替え家出資金を蓄え、家出に備えてください。
お金なんてどうにでもなる、とにかく家を出たい一心で家出を実行しても、手持ちのお金が少ないと一週間どころか1~2日で自宅へ逆戻りするはめになりますので、注意してくださいね。
着替えや靴下
おしゃれな人の中には、2泊3日程度の旅行であっても替えの靴や帽子を持って行く事がありますが、家出は最低限の荷物にまとめるのが鉄則なので、着替えもごく少数にすべきです。
口うるさい親から離れ、自分の好きなように振舞えるチャンスですし、友達と遊びたいがゆえの家出ならオシャレな洋服を沢山持って行きたいでしょうが、大荷物で移動するのはかなり大変ですし、荷物が多い未成年が夜の街をウロついている姿は、かなり悪目立ちします。
洋服は上三枚、下2~3枚、下着の変え3枚、靴下も3つ程度持って行けば十分事足ります。後はタオルも2~3枚あると便利です。
携帯電話と充電器
現在ではスマートフォンの普及率は50%を越えていますし、家出先でもかなり役立つのでスマホ及び携帯電話は持って出た方がいいでしょう。
家出をすれば親は必ず心配しますし、電話やメールで全く連絡が取れない状態だったなら、警察に家出人届け・失踪届け、下手をしたら誘拐騒ぎになる場合もあります。
家出する時書置きをしておけば家出をした事だけは分かりますが、子供の声もメールもできないとなると、親としては警察に届けを出した上で学校や友達に連絡を取り、行方を探そうとします。
その際、子供の居そうな場所を探す為に参考にするのは、子供の卒業アルバムの名簿だったり、置き去りにされた携帯電話の電話帳の番号に電話をかけ、居場所を突き止めてしまうことがよくあります。
以前使っていた携帯電話はなるべく処分し、今使っている物は必ず身に着けて家出するようにしてください。
最近ではファストフード店で携帯電話の充電ができますし、携帯電話の販売店(代理店)でも充電できますし、携帯電話は友達との連絡や地図アプリ、暇つぶしにも役立てられます。
最近の携帯電話はGPS機能付きの物がありますが、iphoneの場合自宅で居場所を確認できるので、設定をチェックしておく事を忘れないようにしてください。
最近では無料Wi-Fiが普及しているので、使える場所を探し、なるべくバッテリー代を節約する事をオススメします。
健康保険証などの身分証明書
未成年者の家出の場合、自分の身分を証明する物といえば学生証くらいしかありませんが、健康保険証なら身分証としても利用できますし、いざ具合が悪くなった時には病院にかかることもできます。
健康保険証がないまま病院を受診すれば、全額負担になるので腹痛や風邪程度の受診でも、軽く一万円以上のお金がかかる事になるので、用心に越した事はありません。
健康保険証が持ち出せないようなら、コピーでもいいので一部用意しておき、貴重品(お金など)と一緒に保管してください。(原付の免許を持っているなら免許も携帯)
自転車や原付
バスや電車で移動するお金を節約するためにも、自転車や原付での移動の方が、お金もかからずある程度遠くまで移動する事ができます。
あちこちにある自転車を借りればいいと思うかもしれませんが、もし警察に見とがめられ盗難届けが出ている物だと知れたら速攻親へ連絡が行きますし、モラル的にも問題なので、必ず自分の自転車や原付を使うようにしてください。
地図やガイドブック
未成年者が平日の昼間にキョロキョロしていると確実に職務質問されますが、地元以外の土地なら地図やガイドブックを持っていれば旅行者と認識されるせいか、職務質問や補導員から声をかけられる確率も低くなります。
あなたへ伝えたいこと
家出と聞くと突発的に飛び出してしまうかのような印象を受けますが、どうしても親や兄弟(姉妹)と一緒に居たくないのなら、ひとまず数時間から数日家出をしてみてこれからの人生を見つめ直してみるのもいいかと思います。
家出で持ち出す物はごく少数にし、いかにも家出人というスタイルでは簡単に連れ戻されてしまいます。
キャリーバッグでウロつくのではなく、ありふれたショップ袋に荷物を入れておいたりと、手荷物程度に留めておく事が家出のポイントです。
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