失恋から立ち直るには新しい恋愛をするのが一番！といいますが、失恋の傷が癒えないまま近づいてきた相手に甘い言葉をささやかれたとしても、その誘いに乗るのは危険なのです。
「こんなにかわいいのに振るなんてバカな男だ」「オレなら絶対に大切にするよ」
そんな甘い言葉に弱った心は反応してしまうのでしょうが、失恋直後に近づいてくる男に関わると不幸になる可能性が高いのでしょうか？
失恋から逃げる為の恋愛は上手くいかない
彼氏から振られた、片思いの相手が結婚してしまったなど、失恋にはいろんな理由がありますが、好きな気持ちが強ければ強いほど失恋のショックや衝撃は大きく、そう簡単には立ち直れないほどのダメージを負います。
そんな時「自分なら悲しませない、付き合ってほしい」と言われれば、相手の事をよく知らないまま付き合ってしまう事もありますが、これはあまり良くない恋愛の始まり方です。
優しい人だし好きになるかも？そんな甘い考えで付き合ってみたとしても、未だに失恋のショックを抱えたままではそう簡単に割り切って考えられません。
恋愛はお互いに好きな気持ちがないと成り立たないので、いくら告白されたからといって付き合ってみても、どうしても恋愛感情が湧かなかったとしたら、相手も自分も傷付くハメになります。
失恋した後は気弱になるでしょうが、現在好きではない人と付き合っても幸せになれる確率はどうしても低くなります。
単なる遊び相手にされてしまう可能性がある
前から好きだった相手を落とすなら、失恋直後が狙い目だとよく恋愛マニュアルに書かれていますが、失恋した直後は精神的に疲れ切っているので、冷静な判断が出来なくなっています。
普段は気が強く意志もしっかりしている女性でも、心が弱っている時は相手の男がどんな意図で近づいてきたのかを見抜けぬまま、流されるように身体を許してしまうとさらに自分を傷付ける場合もあります。
特にありがちなのが単なる遊びや二股相手にされてしまうパターン。新しい恋が始まったと思い込んでいた分気持ちも傷付きますし、失恋後に感じていた劣等感をより強く感じるようになりかねません。
弱っている時優しくされるとどうしても気持ちは傾きますが、遊びで人をもて遊ぶような男と付き合っても幸せになれるとは思えません。
普段はしっかりしている人でも、精神的に疲れ切っている時には失敗しがちなので、精神的にも肉体的にも立ち直らないうちには恋愛は控えた方が無難です。
焦りからダメ男に関わってしまうことも
世間でよく言われるところの「ヒモ男」や「ＤＶ男」は、最初こそ紳士的な態度や楽しげな雰囲気で近づいてきて、あっという間に告白し恋愛関係に持ち込もうとします。
恋愛スキルが高いダメ男からアピールされれば弱った女性はイチコロでしょうし、関わってしまったらそう簡単に別れられないばかりか、自分の人生すら壊してしまう事態になりかねません。
ヒモ男に自宅へ転がり込まれれば二人分の生活費を稼ぎ出さないといけませんし、恋愛感情で縛り付けいいように利用するのがヒモ男の真の目的です。
ＤＶ男なら彼女になった途端、毎日の予定を管理しようとしたり、友達や身内との連絡すら取らせないようにじわじわと彼女を縛り付けようとします。
当初は威嚇するような言動だけですが、暴力を振るった後は必死に謝り「好きだ」「ごめん、もうしない」と謝罪しますが、何度も同じ事を繰り返すうちに「共依存関係」になり、周囲から孤立させられ、暴力の餌食にされてしまいます。
こういったダメ男は寄生することで彼女を苦しめ、自分の都合のいいように支配しようとします。弱っている相手を嗅ぎつけ近づいてくるので十分な注意が必要です。
新しい彼氏がいても元彼を求めてしまう
元彼と別れすぐに新しい彼氏ができたものの、未練から新しい彼氏に元彼の影を追いかけてしまえばあっという間に別れが訪れます。
元彼は私の意見を優先させてくれたのに・・・誕生日には美味しいレストランを予約してくれた等、今の彼氏と元彼を比べるような事をしてみても、今彼を不愉快にしかさせません。
別れた相手との過去の恋愛が消化できず、吹っ切れないまま新しい恋愛に踏み切ったとしても、いつまでも元彼ばかりを追いかけている彼女に対し、好きな気持ちすらしぼんでいきます。
人は慣れ親しんだ行動を繰り返す事で心地よさを感じるので、つい元彼とのデートや楽しかった日々に浸りたいと感じるでしょうが、その事を今の彼氏に見せ付ければ不愉快にしか感じません。
元彼に強い未練を感じているうちは恋愛は控えるべき。それが幸せになる為の鉄則です。
あなたへ伝えたいこと
失恋から立ち直りたいと焦ってしまうと、精神的に立ち直る前に新しい恋愛をすれば立ち直れると思い込んでしまい、近づいてくる男性に恋心を抱きやすくなります。
そのまま上手くいけばハッピーですが、失恋したことを承知で近づいてくる男性は概してタチの悪い男性が多いものです。
甘い言葉に惑わされないよう、しっかり見極めてから新たなスタートを切るよう心がけてくださいね。
