社会人になると仕事中心の生活になっていくので、自然と職場内で恋人を作る人が多くなってきますが、毎日のように顔を合わせることもあり、一旦関係がおかしくなると精神的に大変な面も多く、付き合う前後から社内恋愛が失敗する原因を知っておく必要があります。
社内恋愛ではほんの些細な事柄でもダメになる事が多いですが、どのような原因が社内恋愛を失敗させるのでしょうか?
社内とプライベートで態度が違う
付き合っていくうちに、会社とプライベートでの顔があまりにも違いすぎると、そのギャップに彼は大いに後悔するようになります。
誰しも職場や家庭・恋人の前で見せる表情では違ってきますが、職場では良い人を演じているのに恋人の前ではすっかりリラックスモードになり「○○さんってほんとムカつく」「あの人ってバカよね」など、普段はニコニコしているのにプライベートでは悪口も言う辛らつな性格だと知れば、付き合った事を後悔します。
職場で過ごす時間だけなら何とか性格を誤魔化せても、プライベートな時間まで本性を隠そうとしてもずっとは隠しきれません。
男性は女の裏の顔を見ると、自分の抱いていた幻想が崩れ大きなショックを受けるので、自分の性格とは全く逆の仮面は付けない方が無難です。
公私混同で周囲に迷惑をかけた
社内恋愛をする人は多いですが、そのうちの4割以上が結局別れギクシャクした関係が周囲にまで伝わってしまい、休憩時間の噂話のネタにされるようになります。
社内恋愛の鉄則には「他の人に付き合っている事を話さない」というがありますが、これは周囲からの冷やかされ防止だったり、周囲に気を使わせない為だったりします。
社内恋愛をする上で、付き合う前に決めておくべきなので「公私混同しない」というのも鉄則ですが、大抵の方は毎日会える環境に舞い上がり、その後の事まで頭が回りません。
仕事は仕事と割り切って考えられず、ケンカをした翌日にはお互いに口をきかない、そんな公私混同する態度に周囲は戸惑いますし、格好の噂のネタとしか思われません。
彼氏から仕事のミスを注意されたからと、ケンカ腰の態度で食って掛かったりと、他の人にはそんな態度を取らないほどの怒りをぶつけ、不機嫌なふたりの痴話げんかに巻き込まれた他の同僚としては、気持ちも落ち着きませんし、仕事にも差し支えます。
他にも仕事中に同僚と彼氏との恋愛事情を話したりと、ふたりの間の事をベラベラ話したことで彼氏との関係が悪くなる場合もあるので、十分な注意が必要です。
他の男性社員に口説かれた事が発覚した
社内恋愛を周囲に秘密にしていたなら、他の同僚男性から食事に誘われる事もあるかと思います。
もしくは彼の方が他の同僚女性に口説かれた、そんな場合大抵は食事に誘ったり口説いてきた相手に嫉妬心を燃やすものですが、同じ会社にいれば実際に相手を知っているのですから、より深い嫉妬心を抱きやすくなります。
嫉妬は軽いものならふたりの恋愛のアクセントになりますが、強い嫉妬心は何度も感じているうちにすっかり疲れってしまい、愛情が磨り減る原因になります。
同じ会社なはずなのにすれ違いが生まれる
好きな人と一緒の職場なら毎日会える♪と思うでしょうが、実際にはそう単純ではありません。
会社が同じというだけでフロアが違う、勤務時間帯が違う、急にどちらかが転勤になり遠距離恋愛に・・・など、勤務している会社が同じだからと言って恋愛が上手くいくとは限りません。
同じ会社で働いているからそこ、最初はチラリと姿を見られるだけでもうれしかったのに、そばにいるだけで話もできない、なのに付き合い初めの頃に比べメールや電話も減ったとなると、近くにいても淋しいと感じるようになります。
こんなに近くにいるのに・・・そんな不満を上手く解消できないまま付き合い続けていると、ちょっとしたケンカが原因で一気に不満が噴出し、修復不可能な事態になりがちです。
近くにいるからこそ相手の気持ちが見えない・・・そんな事態にならぬよう、社内恋愛だからといって慢心することなく彼の気持ちを大切にすることが重要です。
あなたへ伝えたいこと
社内恋愛は周囲に関係がバレてしまうと少々やっかいな事態にもなりますし、特に男性側は周囲に冷やかされたり、時と場合によっては出世の足を引っ張る恋愛だと感じると、あっさりと彼女を振ることもあります。
付き合い初めの頃は「毎日彼の姿が見れる、会える♪」というメリットしか感じませんが、付き合っていくうちに大きなデメリットもある事に気付くようにもなります。
社内恋愛に踏み切る前には、この恋愛がどんなメリット・デメリットを含んでいるのか、十分に見極めてから踏み出すようにしてくださいね。