世の中にはどんなに望んでも叶わない事柄がありますが、復縁なんて叶わない願いなんだ・・・そう思い込んではいませんか?
そんな方には「ダブルバインド」という方法をオススメします。
ダブルバインドとは日本語では「二重拘束」という意味で、自分の要求を断らせない、ノーと言わせない為の心理学を用いた恋愛術のひとつですが、基本的な使い方を知っておけば、誰でも使える方法です。
ダブルバインドとは?
ダブルバインドとは自分が操りたい相手に対し、二つの異なるメッセージを与え思考を混乱させる方法です。
簡単な例えで説明すると「甘いミルクチョコと苦いチョコどちらを食べたい?」といきなり聞かれた場合、頭の中で「甘い味と苦い味どっちが良い?」という風にすり変わってしまい、それ以前に考えるべき「チョコを食べるか・食べないか」という根本的な問題にまで思考がまわらなくなります。
単純な方法ではありますが、ただチョコ食を一緒にべようとう誘っても断られると分かっているような場合には、効果的な方法です。
相手に「断る」空きを与えないようにする
復縁したい相手ともっと接近する為には、もっと接近し心の距離を近づけないといけません。
だからといって「今度ご飯食べに行こうよ」」と誘ったとしても、心の距離が離れている場合、まず「ごめん、最近忙しいから」と断られてしまっては、再度誘うにしてもかなりの勇気が必要になります。
単純に「~に行こうよ」とのん気に誘うのではなく、最初から「イタリアンと中華どっちが食べたい?」といきなり聞き、断る空きを与えなければ、断られる可能性も格段に下がります。
ただしすでに断られた後だったり、恥ずかしさのあまりまごついてしまっては、断られる原因になるので注意が必要です。
ダブルバインドで使うのは「肯定的」な言葉
ダブルバインドを使い復縁を成就させたいなら、否定語を使わないように気をつけてください。
自分ではダブルバインドをやっているつもりでも、否定語を使っているがゆえに無意識のうち否定語を使っていることがあり、使う場合は十分に考えた上で発言する必要があります。
例えばですが「ご飯を食べに行きませんか?」と聞かれるより「ご飯を食べにいきましょう」と言われる方が肯定的です。
肯定的な言葉とは同意や積極的な様子を表す意味で使いますが、丁寧な言い回しのつもりで使ったとしても「~いただけないですか?」「~に行ける日って無い?」と言うように、無意識のうちに「いただけない」「無い」と否定語が混じっていると、断りやすくなります。
「~へ行くのに時間作ってもらえる?」「~へ行くのに都合の良い日は?」と言うように、言葉の中に「もらえる」「良い」など、プラスなイメージのある肯定的な言葉を積極的に使っていけば、受け手も抵抗なく話を聞き入れやすくなります。
あ・うんの呼吸を取り戻そう
付き合っていた頃の中でも、一番ふたりの心の距離がぴったりと寄り添っていた頃を思い出してみてください。一緒にいた時同じ事を考えていたり、ふたりの会話の掛け合いを楽しんでいたかと思いますが、その状態こそが俗に言う「あ・うんの呼吸」なのです。
唐突に連絡を取り「食事に行く時間作ってもらえる?」なんて付き合っていた頃のような感じで接してみても、心がつながっている時のようなあ・うんの呼吸はなかなか取り戻せません。
別れた恋人同士となると、まず信頼関係を作り上げることを優先しないと復縁はあり得ません。
ダブルバインドにはテンポの良い会話展開が必要なので、まずは元恋人が目の前にいる時同じタイミングで飲み物を飲んだりと同じ動き見せたり、過去の自分とは違う事を見せ、少しでもあ・うんの呼吸を取り戻してください。
相手の意識の中にダブルバインドも組み込んでいく
ダブルバインドを使うにあたって、相手に何をしようとしているのかを悟られたり、単なる2つの選択肢を選んでもらう事ではありません。
元恋人を誘う場合、食事に行こうといきなり言われても、日時や店も分からない内容のはっきりしていないお誘いよりも「今週の水曜と金曜ならどちらが都合いい?」「お寿司と焼肉ならどっち?」というように、はっきりとした目的をズバリ相手に伝える事が大切です。
あなたへ伝えたいこと
ダブルバインドは使い方によっては最強の復縁ツールになりますが、何度も使ったり緊張から言いよどんでしまうと効果が薄れてしまいます。
使う場合には元恋人に選ばせようとしている意図を悟らせないようにしたりと、十分に注意しながら実践しなくてはいけません。
元カノに「行く・行かない」を考えさせる前に「お寿司か焼肉どっちがいい?」というように、行くこと前提の選択肢しか与えていない事を巧みに隠し、効果的に使いながら復縁に近づけていきましょう。