大好きな人と恋人同士になれる事ほど人生のなかでこれほどうれしい事はそうありません。
ですが、好きすぎるあまり自分のすべてを彼に捧げてしまったり、彼の言う事を全部聞いてしまうようになると、精神的にも大変辛く苦しく「何でこんなに辛いんだろう?」と自分を攻撃するようになります。
そんな辛い彼氏依存を克服するためには、どのような方法を取ればよいのでしょうか?
彼氏依存の主な症状
休日や仕事の休み時間にメールや電話がないと悲しい気持ちになり、自分の方から何度も連絡してしまう、彼氏に嫌われたくないからと彼の言うことなら何でも聞いてしまったり、彼氏に会いたい!と泣いてしまうなど、精神的にも肉体的にも辛い状態です。
彼を好きすぎてこんなに苦しいんだ!と愛情の深さに酔ってしまいそうですが、彼氏依存はナルシストと一緒で、自分に自信がないことで、自分を認めてくれる彼氏に尽くすしかない!と思い込み、全身で彼氏を愛することで、自分の存在を肯定させようとしているのです。
彼氏依存症を克服する4つの方法
自分が恋愛依存症だという自覚を持つ
まずは自分が依存症だという自覚を持たないと、抜け出すことが出来ません。
彼氏の事が好きすぎて自分の気持ちに引きずられている事を自覚しない限り、恋愛依存から抜け出すことができません。
自分自身のことは自分ではなかなか見抜けません。友人や家族などから「そこまでするような彼氏?」「最近付き合いが悪くなった」など、彼氏に関することで疑問や避難をされることがあったら、彼氏の悪口を言われたと周囲を敵に回す前に、自分が恋愛にハマリすぎている自分の姿を認めるようにしましょう。
友人との親交を深める
恋愛依存症になると彼氏が1番の最優先事項になるので、ヒマさえあれば彼氏にべったりなので、友人と遊ばなくなります。
恋愛をするとぱったりと連絡が途絶えてしまう人がいますが、はっきり言ってこの状態は、長い目で見てマイナスにしかなりません。
彼氏は短くて数ヶ月から数年で関係は終わってしまいますが、友人は一生続いていくかもしれなi関係ですので、この先の長い人生を考えたら友人関係は大切にしていかないと、彼氏と別れた後はひとりぼっちになってしまいます。
毎日恋人と一緒に過ごすのは楽しいかもしれませんが、一緒に居過ぎてしまうのも恋愛において逆効果です。適度な距離を置いてから健全な関係を作り上げましょう。
自分に自信をつける
恋愛依存症になる原因は、自分に自信が無いことが大きな原因になっています。
恋愛依存になると、彼氏に尽くすことが一番の最優先事項になりますが、これは自信が無さ過ぎることで「私を捨てないで」と依存し彼を無意識に縛りつけ、自分から離れないように束縛し安心感を得ようとしているのです。
自分にかまわず他人に尽くす行為は一見尊いもののように感じますが、本当の意味で自分を大切にできない人に本当の意味で彼氏を幸せにすることができるでしょうか?
そんななりふりかまわず尽くしてみても、本当にあなたの事は好きな彼氏なら「もっと自分の事を大切にしてほしい」と言うでしょうし、ズル賢い彼氏なら尽くされるだけ尽くさせて、他の子が好きになったらポイ捨てされることもあります。
彼氏依存症を治すには、まずは自分自身を好きになることが先決です。
彼氏がいないと淋しい!と思い込むのではなく、仕事や仕事に関係する資格取得に打ち込んだり、少しでも興味があるならやってみることで趣味を見つけることで、好きな事や打ち込めるものを探し出していけば、今まで彼氏に注ぎ込んでいたエネルギーを分散できるので、少しづつ彼氏依存を克服していけます。
スマホを触らないようにする
彼氏との連絡にはもっぱらスマホを利用するでしょうから、依存状態から脱出するためにはスマホの使用を制限するのが効果的です。
依存状態になると、彼氏から連絡が来ないとそわそわしてすぐにメールを確認したり、電話をかけたい衝動に駆られたりと、すぐに彼氏とつながろうとします。
そんな依存状態から抜け出すためには、約束をしている時以外はメールの事を気にしないようになるまで「スマホ禁止令」を出すしかありません。
今まで1時間に数回は触っていたスマホを、まずは1時間に1回に限定するなどルールを決めていき、少しづつ回数を減らしていけば、彼氏への依存心を減少させることができます。
依存心を減らすには焦りは禁物!
依存症を自覚し、彼氏と別れないためには彼氏とのほどよい距離感を守りつつ、自分の私生活や友人関係を充実させていき、心のバランスを取るしかありません。
依存状態はすぐには改善できませんので、数ヶ月はかかかることを肝に銘じていきましょう。
あなたへ伝えたいこと
恋愛依存症は過剰なまでに彼氏に尽くし「こんなにしてあげる自分を捨てないで!」というメッセージを彼氏に暗に送っている状態です。
そこまで彼氏を追い詰めてしまうと、急速に別れへと近づいていくしかありません。
「こんな事をして彼氏に嫌われてしまうのでは?」「もっと尽くさないとダメなんじゃ?」と不安になるでしょうが、このまままではお互いに辛い状態になることを自覚し、彼の事を好きな気持ちを慈しみながら、彼との関係を深めていきましょう。