恋愛は難しいもので、どんなに相性の良いふたりが付き合あったとしても、時と場合によっては関係が上手くいかなくなり別れてしまうこともあります。
恋人と別れてみて初めて「あの人が運命の人だったのかも？」とようやく実感できたとしても、だからといって急に復縁できるパターンは残念ながらごく少数なのです。
別れてから元彼が運命の相手だったんだ！と感じてしまう理由の中には、どのよな理由が隠されているのでしょうか？
新しい彼氏に不満を感じてしまったから
新しい彼氏と付き合うようになり、そこそこ楽しい日々を過ごしていた場合でも、やがて恋愛初期のワクワク感が少しづつ落ち着いてくると、今彼の欠点がよく見えてくるようになります。
「前の彼氏は私が退屈そうにしてたら察してくれたのに」「一緒にいて楽だったな」というように、今彼と歴代の元彼を比べた結果「やっぱり○○が運命の人だったのかも」と思う事があります。
この気持ちは今の彼氏や恋愛に不満を感じているからこそ過去の思い出が美化され「～の方が良かった」とつい感じ、思い出が一番キラキラしている相手に「運命だったんだ！」と急速に「運命」を感じてしまいます。
やはり現状に満足感や幸福感が無いと、過去の元彼に運命を求めてしまいやすくなるようです。
自分にだけ優しくしてくれた相手だったから
理想のタイプを問われた時女性が一番言いがちなのが「優しい人」という一見フワフワした理想です。
この優しい人という理想は結構クセ者で、ここで言う「優しい人」は誰にでも優しくできる「博愛主義者」ではなく「自分にだけ優しい人彼氏」の事を指しているのです。
実際問題、誰にでも優しくできる男性は他人の世話まで焼きたがるので、彼女の事を二の次に回してしまいがちですし、自分だけを見てくれない彼氏に「こういう優しさじゃない」と不満を感じるようになっていきます。
この場合、自分だけを見て優しくしてくれた元彼に運命を見てしまうのは、仕方ない事です。
元彼が心から信頼できる人だったから
人が一番ダメージを受けるのは、信頼していた相手に裏切られる事です。
新しい彼氏に浮気や二股をされていた、今彼（親友など）が自分の悪口を言っていたなど、信頼していた親しい人に裏切られた時と知った時は、かなりの精神的なダメージを受ける事になります。
こうした手ひどい裏切りをされた時、元彼が自分に対していつも誠心誠意対応してくれるような人で、自分も一番信頼していた相手だったとしたら、手放してしまった事を後悔し、つい「あの人が自分の運命の相手だったのかも？」とどうしても思ってしまいます。
別れる際も正面から向き合ってしっかりと話し合いをしてくれ、お互い納得した上で別れている事からも、誠実さを感じる事からふと思い出した時、思わず「運命」を感じずにはいられません。
街中で偶然バッタリ会ってしまった
いつもは通らない道や、遠出した先で偶然バッタリと元彼を見かけたり、声をかけられてしまうともうそれだけで「運命」を感じます。
別れた後会う機会もないまま疎遠になっていたならなおさらそう思ってしまいますが、生活圏内に元彼が住んでいない場合、偶然の出会いなんてめったに訪れないのにも関わらず、会うはずのない場所で偶然出合ってしまう事でよりどうしても「運命」を感じてしまいます。
ただし、別れ際に大ゲンカや一方的にののしったまま別れているような関係なら、自分の方は運命を感じていても元彼にとってはそうではない場合もあり、再会し運命を感じたからと一方的な思い込みで接してしまうと、嫌われてしまいかねないので要注意です。
ふと思い出したり夢を見た後連絡が来た時
別れてからしばらくして、ふと「元彼どうしてるんだろう？元気かな」と思っていた所に、元彼からメールや電話で連絡があったとしたら「これってもしかして運命なのかも？」とひとり盛り上がってしまう事もよくあります。
「正夢（まさゆめ）」という言葉がありますが、夢の中ではっきりとした映像や声、実際に行ったことがある場所やキーワードがリアルに夢に出て来た後、現実にも同じような出来事が起こるというものです。
ふと思い出した後、正夢として元彼が登場する夢を見たのなら、まさに運命の相手と感じてもおかしくはありません。単純なようですがこのような何気ない事で運命を感じてしまうのも、人の弱さでもあります。
あなたへ伝えたいこと
運命の相手というのは、そう簡単に見つかる相手ではありませんが、今まで自分が付き合ってきた相手の中で一番自分とウマが合った相手だったり、心から気を許せる・信頼できる相手だったなら別れた後も後悔し、内心復縁を願った事もあるかと思います。
今現在、元彼の性格や価値観も認めることができ、尊敬し合えるような関係を付き合っていた頃以上に築けていたなら、お互いに運命を感じる可能性も大いにあるので、運命の相手と復縁したいなら慎重に行動することをオススメします。
