毎日一緒に生活を共にしていると、相手のちょっとした言葉や態度・しぐさにイラッとして喧嘩に発展することもよくあります。
たかが喧嘩ですが、その喧嘩になった原因をしっかりと把握し解消・仲直りをすることができなければ、夫婦関係はやがて破綻し離婚することになります。
夫婦はお互いに近すぎる存在なので、仲直りをしようとしてもなかなか素直になれないのが実情です。そんな夫婦喧嘩を上手に解決するためには、どうすればいいのでしょうか?
相手に勝とうと思わない
ケンカはお互いの価値観の違いを確認するのに役立ちますが、下手をするとケンカのせいで険悪な関係になり、下手をすると離婚問題にまで発展していきます。
ケンカは人の闘争本能に火を付けるので、夫(妻)にはどうしても勝ちたい、自分の意見を貫き通したい!と思ってしまいますが、その闘争本能を封印してしまわない限り喧嘩を収めることはできないのです。
自分の方からは絶対に謝らない!あんな事言われて何で私から仲直りしないといけないの!と意固地になってしまうのは分りますが、自分も相手も意地を張りっぱなしではまず喧嘩は解決できませんよね?
勝ち負けにこだわりすぎると喧嘩は長期化し、気まずい期間を長く過ごすことになるので、自分が悪くない時でも率先して行動していき、仲直りをするように努めないといけません。
自分の勝ち負けにこだわらず、夫と仲直りすることだけに集中しましょう!
まずは冷静になれるように努める
夫婦喧嘩の最悪な点は、最初はほんの些細な事が原因で喧嘩になったのに、口論が激しくなるといつの間にかお互いの感情がヒートアップし、話せば話すほど険悪は雰囲気になっていきます。
このまま仲直りをせずに関係を放置する時間が長くなると、ますます仲直りしにくくなっていくので、なるべく早く手を打っておくべきですが、まず最初にやるべき事は「冷静」になることです。
喧嘩の最中というのは我を忘れた状態になりやすいですし、自分の負の感情を相手にぶつけ、自分の意見が正しと相手をねじ伏せようという気持ちが湧き上がってきます。
ですが、ねじ伏せようとされた相手は反発してさらに大声を出して対抗しようとしますし、その声に過剰に反応した結果、負けまいと声を張り上げるという悪循環にハマってしまうのです。
そんな状況を改善させるためには、ケンカになった、もしくはなりそうだなと感じたら、一旦ケンカを一時休戦し、ケンカになった原因について話し合う約束をしてからその場を離れ、話し合いまでに感情をクールダウンさせておきましょう。
他にも良い方法として、ケンカになった時にはスマホ(録音アプリ)やICレコーダーで録音しておく約束をしておき、話し合いの時にはその会話を聞いて話し合いをするようにすると、その内容のバカらしさにケンカをする気を無くすことや、冷静になることでしっかりとした結論が出やすくなる場合もあります。
何を言われても言葉を受け止めよう
夫婦喧嘩の最中、夫の言葉にいちいち反論していませんか?
「そうだけど、でも~でしょ?」「だってそんなのおかしい!」など、夫を否定する言葉で反論してしまうと、夫は自分の方が間違っていると判っていても、意固地になって間違っていることを認めずより激しく反論するようになります。
正論や理屈でやり込められてしまうと腹も立ちますし、言い訳を積み重ねるなどして余計に喧嘩が長引いてしまうので、まずは相手の言い分をよく聞き意見を受け止めましょう。
自分に原因があるなら即謝るようにする
喧嘩が長期化するのには、自分が悪いのにもかかわらず謝ることができないことにも原因があります。
たとえ自分が悪くとも、大声で怒鳴られなりののしられることでつい素直になれかった結果、より喧嘩がひどくなっていきます。
ここで自分が謝ってはなめられてしまうのでは?と不安になるかもしれませんが、自分が原因で起こった喧嘩なら、いち早く仲直りするに限ります。
だって・・・でも・・・などの言い訳をせずに、ただひたすら「ごめんなさい」と謝らないと気持ちは伝わりません。直接顔を合わせて謝るのが一番ですが、顔を合わせてもらえない状態で喧嘩が長引いてしまった状態なら、メモに書いて置いておくなど、自分の気持ちだけはしっかりと伝えるようにしましょう。
あなたへ伝えたいこと
「自分は悪くない!」「夫の方が悪いんだ!」と怒りにまかせて暴言を吐くのではなく、一旦冷静になってからケンカの原因を見つめ直し、なぜ喧嘩になったのかの根本的な原因を解消する必要があります。
喧嘩をしないように一方的に我慢をしても、そのストレスがかえって喧嘩を引き起こしては我慢する意味もありません。
そんなストレスを溜めないようにするには、常日頃からコミュニケーションをしっかりと取るようにしておき、夫の考え方を知っておいたり、喧嘩をした内容についていつまでも根に持たないように、自分の気持ちをコントロールしていくクセを付けておくなど、気持ちの切り替え上手になっていきましょうね♪