家にいると勉強や友達、恋人の事で親が毎日ガミガミとうるさい、両親や兄弟・姉妹との仲が悪い、親からのDVなど、家出したくなる理由がさまざまですが、どうしても今すぐ家出したい!そんな環境ではそう考えるのも無理はないかと思います。
家出をしたい・・・そう切実に感じていても、先立つ資金がないとそう簡単に家出もできません。
人は「衣・食・住」がそろってこそ生活できますし、どうにかなると無鉄砲に自宅を飛び出してもすぐに家に戻るのがオチです。
それでもいち早く家出したい!そんな強い気持ちがある場合、どんな風に家出をすればいいのでしょうか?
一番手っ取り早いのは友達の家
親・兄弟(姉妹)とケンカをし突発的に家出をしても、住む場所がなければ下手をすれば家出した当日や2~3日のうちにすごすご家に帰る事になります。
寝る場所なんてどこでもいい、寝ずに遊ぶし、疲れたらファストフード店で夜明かしすればいいと気軽に感じていても、たまになら楽しい夜更かしも毎日となると、苦痛にしか思えなくなります。
しばらく、もしくはもう家に帰らないつもりの家出なら、泊まる場所や住居をまず決めてから家出を決行してください。
ホテルはもちろんアパートやマンションを借りるお金がない場合、一番手っ取り早いのは友達や知人の家に泊まらせてもらう事です。
本来なら友達に迷惑をかけるべきではないのでしょうが、状況を説明し納得してもらってから泊めてもらってください。
ただし他人との共同生活は思ったより大変ですし、家族と同じような振る舞いをしては迷惑をかける場合もあるので、友達に甘えることのない謙虚な同居人になる必要があります。
いくら友達とは言ってもずるずるいると迷惑なので、同居生活にはある程度の期限を決める事も忘れないようにしてくださいね。
最低限の家出資金をかき集める
今現在全くお金が無いのなら、残念ながら無一文で家出をしても家もお金もないようでは、行く場所もなく繁華街や公園をウロついているところを警察に職務質問され、家に連れ戻されてしまいます。
家出と聞くとただ単純に家を出ればいいと思い込んでしまいがちですが、自分の不満ばかりが溜まる家に戻りたくないなら、最低限のお金は必要です。
元々預金していたお金やお小遣いなどをなるべくかき集め、家出資金を捻出してください。
最悪ネカフェでしばらく暮らす
少し前「ネカフェ難民」という言葉が流行りましたが、ネカフェならしばらくは暮らしていけないこともありません。
ネカフェはマンガだけでなくシャワーや飲み物、インスタント食品など簡単な食事ができるくらいの設備が整っています。
とは言っても小さなソファーとパソコンがあり、かろうじて仕切りられ部屋になってはいますがずっと住めるような環境ではないので、格安パックを利用し球形目的で利用するなど、割り切って考えるようにしてください。
ネカフェは敷金や礼金がいらなかったり、パソコンが使い放題で掃除もしなくていい、飲み物は飲み放題なので行き場所が無い家出人からしたら、天国のような場所です。
ですが、ネカフェは都道府県の条例により18歳未満は午後23時までしか利用できないので、23時前まで利用したのち、後は24時間利用できるファストフード店やファミレスでしのぐなど、工夫が必要です。
市町村の給付金制度や生活保護を利用する
各市町村には低所得者・高齢者・障がい者の方を対象とした「生活福祉資金」という給付金制度があります。
市町村にある社会福祉協議会が窓口になっている給付制度で、原則連帯保証人が必要にはなりますが、条件次第では借り入れを受ける事ができます。
自立支援が目的な制度なので、申し込みには時間や手間もかかりますが、担当者が支援プランや給付金の返済プランなどを一緒に考えてくれるので、環境の悪さから無鉄砲な家出に踏み切り、犯罪行為に頼る事でしか生きられない家出よりはるかににマシです。
「生活保護」は日本国民として最低限の生活をする為の制度ですが、身内との関係が最悪で援助してもらえるような状態ではない、資産がない、病気で働けない、最低賃金より収入が下回っている等の条件が合えば、申請することができる権利です。
突発的な家出より難しそうだと感じたり、自分がそんな制度を受けられるの?と感じるかも知れませんが、家庭環境が悪い(DVや性的虐待)頼るべき身内がいないからと突発的に家出をするより、公的な機関に頼る方法もある事も知っておいてください。
もしあなたが精神的&肉体的に自立に不安・困難さを感じているなら、国の制度を上手に利用し家族に内緒で制度を受けてみるのも、ひとつの手段として考えてください。
あなたへ伝えたいこと
家出をする前にまず決めてほしいのは、自分の家出は数日だけのものなのか、もう帰ってこないつもりのものなのか、はっきりと記した置手紙を残しておき、この家出は計画的なものである事を示してください。
そうしなければ誘拐と勘違いされ、警察に捜索届けや家出人捜索届けを出される事態へと発展します。
家出の多くは突発的なものが多いですが、今後の事も十分に考えた上で計画的な家出を実行する事をぜひともオススメします。
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